“女竹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めだけ70.6%
めたけ23.5%
おんなだけ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右の方は女竹めだけが二三十本立っている下に、小さい石燈籠いしどうろうの据えてある小庭になっていて、左の方に茶室まがいの四畳半があるのである。
心中 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
とこの壁が落ち、横長窓の小舞こまい女竹めたけが折れて居たりして、わしは不快になり、明日から、早速さっそく、職人を入れて修理する様に杉山に命じた。
(新字新仮名) / 富田常雄(著)
まず女竹おんなだけを見つけて来て、節を揃えて一尺二寸に切った物を三本作り、それを交叉こうさして中心を麻糸でくくって、上に飯櫃めしびつの蓋又は盆を伏せ、三人以上の人数で手をその上へ軽く載せて
狐狗狸の話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)