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年長
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としうへ
ふりがな文庫
“
年長
(
としうへ
)” の例文
校長も、
年長
(
としうへ
)
の生徒に案内をさせる為に待たしてあるといふので、急いで靴を磨いて出懸けた。出懸ける時に甲田の
卓
(
つくゑ
)
の前へ来て
葉書
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
どうかすると
制
(
おさ
)
へきれないほどの居眠りが出て
年長
(
としうへ
)
の人達からよく惡戲されたことなど、御話したいと思ふことはいろ/\ある。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
考
(
かんが
)
へた
結果
(
あげく
)
、まあ
年長
(
としうへ
)
だけに
女房
(
かみさん
)
が
分別
(
ふんべつ
)
して、「
多分
(
たぶん
)
釜敷
(
かましき
)
の
事
(
こと
)
だらう、
丁度
(
ちやうど
)
新
(
あた
)
らしいのがあるから
持
(
も
)
つておいでよ。」と
言
(
い
)
つたんださうです。
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
と
伯父
(
をぢ
)
さんに
言
(
い
)
はれて、
父
(
とう
)
さんは
子供心
(
こどもごゝろ
)
にも
東京
(
とうきやう
)
のやうなところへ
行
(
ゆ
)
かれることを
樂
(
たのし
)
みに
思
(
おも
)
ひました。
父
(
とう
)
さんより三つ
年長
(
としうへ
)
の
友伯父
(
ともをぢ
)
さんが、その
時
(
とき
)
やうやく十二
歳
(
さい
)
でした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
唖のお政は私より
二歳
(
ふたつ
)
年長
(
としうへ
)
、三番目一人を除いては皆女で、末ツ児は
猶
(
まだ
)
乳
(
ち
)
を飲んでゐた。乳飲児を抱へて、大きい乳房を二つとも
披
(
はだ
)
けて、叔母が
居睡
(
ゐねむり
)
してる態を、私はよく見たものである。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“年長”の意味
《名詞・形容動詞》
年齢が上であること。
幼稚園・保育園などでの区別。もっとも上の学年。またその園児。
(出典:Wiktionary)
“年長”の解説
年長(としなが、生没年不詳)とは、明治時代の浮世絵師。
(出典:Wikipedia)
年
常用漢字
小1
部首:⼲
6画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“年長”で始まる語句
年長者
年長連