トップ
>
平群
>
へぐり
ふりがな文庫
“
平群
(
へぐり
)” の例文
かれ天の下治らしめさむとせしほどに、
平群
(
へぐり
)
の臣が
祖
(
おや
)
、名は
志毘
(
しび
)
の臣、
歌垣
(
うたがき
)
に立ちて
一
、その
袁祁
(
をけ
)
の命の
婚
(
よば
)
はむとする
美人
(
をとめ
)
の手を取りつ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
(後紀大同三年、
平群
(
へぐり
)
朝臣の歌にあるオホシマあたりだろうという説がある。さすれば現在の生駒郡平群村あたりであろう。)
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
物ごころのついた頃には、
平群
(
へぐり
)
の
額田部
(
ぬかたべ
)
といふ所の、小さな丘のほとりの古びた家で妹と二人、乳母の手で養はれてゐた。
春泥:『白鳳』第一部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
何時の間にか、
平群
(
へぐり
)
の丘や、色々な塔を持った京西の寺々の見渡される、三条辺の町尻に来て居ることに気がついた。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
蘇我ノ
蝦夷
(
えみし
)
、
平群
(
へぐり
)
ノ
鮪
(
しび
)
、蘇我ノ
赤魚
(
あかお
)
、
押返
(
おさかえ
)
ノ
毛屎
(
けくそ
)
、
阿曇
(
あずみ
)
ノ
蛍虫
(
ほたる
)
——などはまだよいが、
巨勢
(
こせ
)
ノ
屎子
(
くそこ
)
という女性がある。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
それから約三十分後には、僕は何か
赫
(
かがや
)
かしい目つきをしながら、村を北のほうに抜け出し、
平群
(
へぐり
)
の山のふもと、
法輪寺
(
ほうりんじ
)
や
法起寺
(
ほっきじ
)
のある森のほうへぶらぶらと歩き出していた。
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
斑鳩
(
いかるが
)
へ。
平群
(
へぐり
)
のおほ
野
(
の
)
、
高草
(
たかくさ
)
の
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
あの
平群
(
へぐり
)
の山の
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
次に
平群
(
へぐり
)
の
都久
(
つく
)
の宿禰は、平群の臣、佐和良の臣、馬の
御樴
(
みくひ
)
の連等が祖なり。次に
木
(
き
)
の
角
(
つの
)
の宿禰は、木の臣、都奴の臣、坂本の臣等が祖なり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
何時の間にか、
平群
(
へぐり
)
の丘や、色々な塔を持つた
京西
(
きやうにし
)
の寺々の見渡される町尻へ来て居ることに気がついた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
斑鳩
(
いかるが
)
へ。
平群
(
へぐり
)
のおほ野高草の
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
そこで天下をお治めなされようとしたほどに、
平群
(
へぐり
)
の臣の祖先のシビの臣が、歌垣の場で、そのヲケの命の結婚なされようとする孃子の手を取りました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
この道は、
平群
(
へぐり
)
の櫟本へ出づるなりとか。
筬の音
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
疊薦
(
たたみこも
)
一六
平群
(
へぐり
)
の山
一七
の
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
大和の國の
平群
(
へぐり
)
の山の
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
向うの
平群
(
へぐり
)
の山との
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
“平群”で始まる語句
平群真鳥