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平岡
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ひらをか
ふりがな文庫
“
平岡
(
ひらをか
)” の例文
けれども、それを
確
(
たしか
)
める
為
(
ため
)
に、
平岡
(
ひらをか
)
の
後
(
あと
)
を追ふ気にはなれなかつた。彼は平岡に
面
(
めん
)
するときの、原因不明な一種の不快を予想する様になつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
何
(
なん
)
でも
市川猿之助
(
いちかはゑんのすけ
)
と
平岡
(
ひらをか
)
權
(
ごん
)
八
郎
(
らう
)
が
洋行歸
(
やうかうがへ
)
りに
上海
(
シヤンハイ
)
で
麻雀牌
(
マアジヤンパイ
)
を
買
(
か
)
ひうろ
覺
(
おぼ
)
えにその
技法
(
ぎはう
)
を
傳
(
つた
)
へたのださうだが、
集
(
あつま
)
るものは
外
(
ほか
)
に
松山
(
まつやま
)
省
(
しやう
)
三、
佐佐木茂索
(
ささきもさく
)
、
廣津和郎
(
ひろつかずを
)
、
片岡鐵兵
(
かたをかてつへい
)
、
松井潤子
(
まつゐじゆんこ
)
、
後
(
のち
)
に
林茂光
(
りんもくわう
)
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
代助は
此前
(
このまへ
)
平岡の訪問を受けてから、
心待
(
こゝろまち
)
に、
後
(
あと
)
から三千代の
来
(
く
)
るのを
待
(
ま
)
つてゐた。けれども、
平岡
(
ひらをか
)
の
言葉
(
ことば
)
は
遂
(
つい
)
に事実として
現
(
あらは
)
れて
来
(
こ
)
なかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
平岡
(
ひらをか
)
は
不在
(
ふざい
)
であつた。それを
聞
(
き
)
いた時、代助は
話
(
はな
)
してゐ
易
(
やす
)
い様な、又
話
(
はな
)
してゐ
悪
(
にく
)
い様な変な気がした。けれども三千代の方は
常
(
つね
)
の通り落ち
付
(
つ
)
いてゐた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
岡
常用漢字
小4
部首:⼭
8画
“平岡”で始まる語句
平岡常
平岡権
平岡凞
平岡常次郎
平岡權八郎