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屑屋
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くづや
ふりがな文庫
“
屑屋
(
くづや
)” の例文
「
屑屋
(
くづや
)
の久吉さんと、御浪人の
檜木
(
ひのき
)
さん、あの二人は、いつかはきつと私の命を狙ふに違ひないと父さんは言つて居ました」
銭形平次捕物控:303 娘の守袋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
高
(
たか
)
が
大家
(
たいか
)
と云はれて
見
(
み
)
たさに
無暗
(
むやみ
)
に
原稿紙
(
げんかうし
)
を
書
(
か
)
きちらしては
屑屋
(
くづや
)
に
忠義
(
ちうぎ
)
を
尽
(
つく
)
すを
手柄
(
てがら
)
とは
心得
(
こころえ
)
るお
目出
(
めで
)
たき
商売
(
しやうばい
)
なり。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
今
(
も
)
一日後れりや、
屑屋
(
くづや
)
の手に渡る所なんで——大切な原稿を間違へて、
反古
(
ほご
)
の中へ入れちやつたてなことで
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
甚だ
感
(
かん
)
じられ
且
(
かつ
)
は文右衛門夫婦の申す
口
(
くち
)
と少も相違せざるゆゑ
然
(
さ
)
もあるべしと思ひ
夫
(
それ
)
よりまた久兵衛に向はれ其方も今申す通り前名新藤市之丞當時
屑屋
(
くづや
)
長八が申立たる通り文右衛門が
質物
(
しちもつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
屑屋
(
くづや
)
も買はぬ人の
故
(
ふる
)
。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
屑屋
(
くづや
)
の久吉夫婦と、のんべえで喧嘩早い浪人者の
檜木
(
ひのき
)
官之助ぢや、娘の
躾
(
しつけ
)
が出來ないばかりでなく、娘が年頃になつたら、どんなことをされるかもわからないと、
食扶持
(
くひぶち
)
つきで
銭形平次捕物控:303 娘の守袋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
出立致し讃州丸龜へ
罷越
(
まかりこし
)
候事に候へば
舊冬
(
きうとう
)
屑屋
(
くづや
)
一同御呼出しの節は御當地に罷り在り申さず
漸々
(
やう/\
)
一昨日江戸表へ立歸り私し妻より
舊冬
(
きうたう
)
屑屋
(
くづや
)
一同御呼出しの樣子を承まはり候に
付
(
つき
)
文右衛門の
安否
(
あんぴ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
屑屋
(
くづや
)
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“屑屋”の解説
屑屋(くずや 英:Garbageman)とは廃品回収業者のことである。別名にバタ屋、紙くず屋、ボロ屋、くず鉄屋、てん屋がある。
(出典:Wikipedia)
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“屑屋”で始まる語句
屑屋樣