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屋並
ふりがな文庫
“屋並”の読み方と例文
読み方
割合
やなみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やなみ
(逆引き)
屋並
(
やなみ
)
に商家の続いたサン・ミッシェルの並木街まで引返して行くと、文房具を並べたある店の飾窓が岸本の眼についた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
俥
(
くるま
)
は
幌
(
ほろ
)
を
深
(
ふか
)
くしたが、
雨
(
あめ
)
を
灌
(
そゝ
)
いで、
鬱陶
(
うつたう
)
しくはない。
兩側
(
りやうがは
)
が
高
(
たか
)
い
屋並
(
やなみ
)
に
成
(
な
)
つたと
思
(
おも
)
ふと、
立迎
(
たちむか
)
ふる
山
(
やま
)
の
影
(
かげ
)
が
濃
(
こ
)
い
緑
(
みどり
)
を
籠
(
こ
)
めて、
輻
(
や
)
とともに
動
(
うご
)
いて
行
(
ゆ
)
く。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
人の心を明るくさわやかにそそるように、
屋並
(
やなみ
)
の向うからさしのぼった月の光の中を明るい影が動いて行きました。
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
屋並(やなみ)の例文をもっと
(7作品)
見る
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
並
常用漢字
小6
部首:⼀
8画
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屋
屋根
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