“尾骶骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びていこつ83.3%
かめのお16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちばんひどく打った個所は尾骶骨(びていこつ)の辺で、肩や右腕の怪我は、さしたる事もないらしかった。副院長は、ぼくを眼鏡の下に見て云った。
房々した尾の垂れていたものが、今は僅(わず)かに名残りの尾骶骨(びていこつ)を止めているばかりである。
現代の婦人に告ぐ (新字新仮名) / 大隈重信(著)
尻(しり)ッ端折(ぱしょ)りの尾骶骨(かめのお)のあたりまで、高々(たかだか)と汚泥(はね)を揚(あ)げた市松(いちまつ)の、猫背(ねこぜ)の背中(せなか)へ、雨(あめ)は容赦(ようしゃ)なく降(ふ)りかかって、いつの間(ま)にか人(ひと)だかりのした辺(あたり)の有様(ありさま)に、徳太郎(とくたろう)は思(おも)わず亀(かめ)の子(こ)のように首(くび)をすくめた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)