“びていこつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
尾骶骨83.3%
尾底骨16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その外、背骨せぼねの曲り方、肩胛骨けんこうこつの開き工合、腕の長さ、太腿の太さ、或は尾骶骨びていこつの長短など、それらの凡ての点を綜合して見ますと、どんな似寄った背恰好の人でも、どこか違った所があります。
人間椅子 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
首筋から尾骶骨びていこつまでたしか十五六ほどの灸穴を決定する。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
だが、その場合あくまで帆の方が補助機関であって、汽船が完成されるにつれて帆も帆柱もなくなってゆき、今日では、尾底骨びていこつ的存在にまで退化してしまった。
黒船前後 (新字新仮名) / 服部之総(著)