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尚
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たつと
ふりがな文庫
“
尚
(
たつと
)” の例文
何も
申
(
さる
)
の歳だからとて、視ざる聴かざる言はざるを
尚
(
たつと
)
ぶわけでは無いが、
嚢
(
なう
)
を
括
(
くゝ
)
れば
咎
(
とが
)
無しといふのは
古
(
いにしへ
)
からの通り文句である。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
その源をおろそかにして、どうしてまことの智を
尚
(
たつと
)
び、まことの徳に從ひ、まことの美を愛するといふことが出來よう。
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
若し斯くの如き紹介状を
享
(
う
)
くる人が、温厚篤實にして
萬
(
よろづ
)
中庸を
尚
(
たつと
)
ぶ世上の士君子、例へば我校長田島氏の如きであつたら、恐らく見もせぬうちから玄關に立つ人を前門の虎と心得て
雲は天才である
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
典型的
(
アカデミツク
)
な文展に対して、大阪が同情し、後援すべき画風がありとすれば、それは独創を
尚
(
たつと
)
び、研究の自由を唱道し、兼ねてまた反抗的精神に富むでゐる美術院一派でなくてはならぬといふのが
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
〔譯〕人は、
厚重
(
こうちよう
)
を貴ぶ、
遲重
(
ちちよう
)
を貴ばず。
眞率
(
しんそつ
)
を
尚
(
たつと
)
ぶ、
輕率
(
けいそつ
)
を尚ばず。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
“尚(尚(姓))”の解説
尚(しょう)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
尚
常用漢字
中学
部首:⼩
8画
“尚”を含む語句
和尚
高尚
尚更
好尚
尚々
大和尚
今尚
和尚様
兵部尚書
尚武
尚書
光尚
布袋和尚
沢庵和尚
尚古
洪川和尚
尚且
尚々書
尚少
尚質
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