トップ
>
宮
>
きゆう
ふりがな文庫
“
宮
(
きゆう
)” の例文
夜
(
よ
)
に
入
(
い
)
つて船の上から観る
香港
(
ホンコン
)
の灯火は、全山を水晶
宮
(
きゆう
)
とし其れに五彩の珠玉を綴つたとも
謂
(
い
)
ふべき壮観であつた。また両岸の灯台からは終夜探海灯で海上を照して居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
さては
村雨
(
むらさめ
)
の通つたのか。何となく
明
(
あか
)
るいぞ。
風
(
かぜ
)
のまにまにふはふはと、
撫子
(
なでしこ
)
が匂ふ、夏水仙が匂ふ、
薔薇
(
ばら
)
が匂ふ、土が匂ふ。ルウヴル
宮
(
きゆう
)
の屋根の上、なさけの星も傾いた。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
予はたとひ
宮
(
きゆう
)
せらるると
雖
(
いへど
)
も、この種の狂人と伍することを願はず。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ヹルサイユ
宮
(
きゆう
)
を過ぎしかど
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ルウヴル
宮
(
きゆう
)
の正面も
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“宮”の意味
《名詞》
(みや、キュウ) 権力者の住処。狭義では、天皇の住処。
(みや) 皇族、宮家のこと。
(みや) 神社のこと。
(出典:Wiktionary)
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
“宮”を含む語句
宮殿
迷宮
後宮
宮中
宮内
宮城
神宮
離宮
殯宮
内宮
上宮
大宮人
斎宮
大宮
宵宮
宮守
外宮
春宮
宮仕
宮人
...