トップ
>
安房
>
あは
ふりがな文庫
“
安房
(
あは
)” の例文
(叔父が
安房
(
あは
)
上総
(
かづさ
)
へ武者修行に出かけ、二刀流の剣客と仕合をした話も
矢張
(
やは
)
り僕を喜ばせたものである。)それから「御維新」前後には
彰義隊
(
しやうぎたい
)
に加はる志を持つてゐた。
本所両国
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
手間取
(
てまどり
)
大森
(
おほもり
)
の邊りに來りし頃は
早
(
はや
)
夜
(
よ
)
も
亥
(
ゐ
)
の
刻
(
こく
)
なれば
御所刑場
(
おしおきば
)
の
邊
(
あた
)
りは
往來
(
わうらい
)
の者も有まじと
思
(
おも
)
ひ
徐々
(
そろ/\
)
來懸
(
きかゝ
)
りしに
夜
(
よ
)
更と云殊に右の方は
安房
(
あは
)
上總
(
かづさ
)
の
浦々
(
うら/\
)
迄
(
まで
)
も
渺々
(
べう/\
)
たる
海原
(
うなばら
)
にして岸邊を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
とつくの昔に大川へ落ちて、今頃は
安房
(
あは
)
上總
(
かづさ
)
の漁師の子の
玩具
(
おもちや
)
になつてゐますよ
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
今は父の後を襲ふた
常陸大掾
(
ひたちのだいじよう
)
貞盛、良兼の子の公雅、公連、それから
秦清文
(
はたきよぶみ
)
、此等が皆職を帯びて、武蔵、
安房
(
あは
)
、上総、下総、常陸、下野諸国の武士を
駆催
(
かりもよほ
)
して将門を取つて押へようとする。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
潮浴
(
しほあみ
)
に
安房
(
あは
)
の海べに行きたりしわがをさなごは眠りけむかも
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“安房”の意味
《固有名詞》
安房 (あわ)
旧国名。東海道に位置する。安房国。現在の千葉県南部に相当。
(出典:Wiktionary)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
房
常用漢字
中学
部首:⼾
8画
“安房”で始まる語句
安房守
安房峠
安房上総
安房国
安房郡
安房國
安房河
安房志
安房屋
安房下総