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孫店
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まごだな
ふりがな文庫
“
孫店
(
まごだな
)” の例文
尋ね出して
夫
(
をつと
)
道十郎殿の惡名を
雪
(
すゝ
)
がせん者をと夫より心を定め
赤坂
(
あかさか
)
傳馬町
(
でんまちやう
)
へと引取られ同町にて
表
(
おもて
)
ながらも
最
(
いと
)
狹
(
せま
)
き
孫店
(
まごだな
)
を
借受
(
かりうけ
)
爰に
雨露
(
うろ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
何うかしたかの
何
(
なん
)
のという騒ぎじゃございやせん、
私
(
わっち
)
も先生も
斯
(
こ
)
うやって萩原様の地面
内
(
うち
)
に
孫店
(
まごだな
)
を借りて、お互いに
住
(
すま
)
っており
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
萩原新三郎
(
はぎわらしんざぶろう
)
は
孫店
(
まごだな
)
に住む
伴蔵
(
ともぞう
)
を
伴
(
つ
)
れて、
柳島
(
やなぎしま
)
の
横川
(
よこかわ
)
へ釣に
往
(
い
)
っていた。それは五月の初めのことであった。新三郎は釣に往っても釣に興味はないので、
吸筒
(
すいづつ
)
の酒を飲んでいた。
円朝の牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「そんなわけぢや御座いません、——七八年前田島屋は御上の御用を勤めて居りました、——御呉服所と申して、後藤
縫殿助
(
ぬひのすけ
)
樣の御支配で、
孫店
(
まごだな
)
では御座いましたが、見識のあつた店でございます」
銭形平次捕物控:275 五月人形
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
新「
私
(
わたし
)
の
孫店
(
まごだな
)
に住んで居る、
白翁堂勇齋
(
はくおうどうゆうさい
)
という
人相見
(
にんそうみ
)
が、万事
私
(
わたくし
)
の世話をして
喧
(
やか
)
ましい奴だから、それに知れないように裏からそっとお這入り遊ばせ」
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
妾狂いをするのは
当前
(
あたりまえ
)
だと、大層もない事をお云いでないよ、今では旦那だと云って威張っているが、去年まではお前は
何
(
なん
)
だい、萩原様の奉公人同様に追い使われ小さな
孫店
(
まごだな
)
を
借
(
かり
)
ていて
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
孫
常用漢字
小4
部首:⼦
10画
店
常用漢字
小2
部首:⼴
8画
“孫”で始まる語句
孫
孫子
孫悟空
孫乾
孫堅
孫策
孫呉
孫一
孫娘
孫女