孤驛こえき)” の例文
孤驛こえきすでよるにして、里程りていいづれよりするもたうげへだてて七あまる。……かれ道中だうちう錦葉もみぢおもつた、きりふかさをおもつた、しもするどさをおもつた、むしそれよりもゆきおもつた、……外套ぐわいたうくろしづんでく。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)