孝心こうしん)” の例文
為朝ためともちからつよいばかりでなく、おとうさんに孝心こうしんぶかいと同様どうよう、だれにかってもなさけぶかい、こころのやさしい人でしたから、三ねんいるうちにこんなに大勢おおぜいの人からしたわれて
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
翌日よくじつ真吉しんきちは、東京とうきょうくと、すぐにおみせかえって、昨日きのうからのことを正直しょうじき主人しゅじんはなしますと、主人しゅじんは、真吉しんきち孝心こうしんふかいのに感歎かんたんしましたが、感情かんじょうまかせて、かんがえなしのことをしてはならぬと
真吉とお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)