おき)” の例文
旧字:
「白細砂」とあって、やはり砂のことを云っているし、なお、「八百日やほかゆく浜のまなごも吾が恋にあにまさらじかおきつ島守」(巻四・五九六)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
吾背子わがせこはいづくくらむおき名張なばりやま今日けふゆらむ 〔巻一・四三〕 当麻麿の妻
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
なはの浦ゆ背向そがひに見ゆるおきつ島む舟は釣し(釣を)すらしも (巻三・三五七)
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)