“奥州路”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうしゅうじ50.0%
おうしうぢ25.0%
あうしうぢ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越後口から奥州路おうしゅうじに進出し、六十里ごえ、八十里越のけわしい峠を越えて会津口にまで達したという従軍の諸隊は、九月二十二日の会津落城と共に解散命令が下ったとの話を残し
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
……はる/″\おく細道ほそみちとさへふ。奥州路おうしうぢなどはけてみづわるいにちがひない。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
たとへば吉田白流よしだはくりう氏の「奥州路あうしうぢ」の如き、遠藤教三ゑんどうけうざう氏の「嫩葉ふたばの森」の如き、乃至ないし穴山義平あなやまぎへい氏の「盛夏」の如きは、皆このたぐひの作品である。
西洋画のやうな日本画 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)