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奥向
ふりがな文庫
“奥向”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おくむき
80.0%
おくむ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくむき
(逆引き)
「ここら辺にはお邸も多い。若い女子も沢山いる。お邸方の
奥向
(
おくむき
)
へ参って若い姫達のお目にかけたら喜んで飛び付いて参ろうぞ」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
奥向
(
おくむき
)
の女性たちにも、稽古事や、掃除や、また、籠城攻戦の場合の習練などもさせて、起きるから寝るまで、暇のない生活規律を立てさせた。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奥向(おくむき)の例文をもっと
(8作品)
見る
おくむ
(逆引き)
御城内の
奥向
(
おくむ
)
きには、自分の縁故ある婦人も、
清洲
(
きよす
)
御在城の頃から長く勤めておる。……委細は御奉行に会わねば何事も語れぬと、こう申す一点張りなのでござる
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此の婦人は
武州公
(
ぶしゅうこう
)
の
奥向
(
おくむ
)
きに勤めていた侍女であったことは明かである。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
奥向(おくむ)の例文をもっと
(2作品)
見る
奥
常用漢字
中学
部首:⼤
12画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“奥”で始まる語句
奥
奥様
奥州
奥床
奥方
奥深
奥羽
奥山
奥義
奥行
“奥向”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
三遊亭円朝
吉川英治
谷崎潤一郎
久生十蘭
国枝史郎
永井荷風