“夫(をっと)” の例文
……そこにお死(し)にゃったるロミオこそはヂュリエットが正(たゞ)しい夫(をっと)、またそこにお死(し)にゃったるヂュリエットこそはそのロミオが貞節(ていせつ)なる宿(やど)の妻(つま)、二人(ふたり)を嫁(めあは)したは手前(てまへ)。
階下(した)では、夫(をっと)の繁吉が絵を描き初めたのであらう、しきりに椅子や画架を動かす音がする。
秋は淋しい (新字旧仮名) / 素木しづ(著)
旅を思ふ夫(をっと)の心!
悲しき玩具 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
ヂュリ おゝ!……おゝ、乳母(うば)や! 如何(どう)したらよいであらうぞ? 夫(をっと)は地上(ちじゃう)、誓約(ちかひ)は天上(てんじゃう)。