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天機
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てんき
ふりがな文庫
“
天機
(
てんき
)” の例文
白亀の
改元
(
かいげん
)
、
白鳥
(
しらとり
)
の
神瑞
(
しんずゐ
)
、八幡の
鳩
(
はと
)
、源家の
旗
(
はた
)
、すべて白きは
皇国
(
みくに
)
の
祥象
(
しやうせう
)
なれば、
天機
(
てんき
)
白熊
(
はくいう
)
をいだししも
昇平万歳
(
しようへいばんぜい
)
の吉
瑞
(
ずゐ
)
成べし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
十有余年
(
じゅうゆうよねん
)
崇拝する、都の文学者
某君
(
なにがしぎみ
)
の
許
(
もと
)
へ、
宿望
(
しゅくぼう
)
の入門が
叶
(
かな
)
つて、其のために急いで上京する次第は、
何故
(
なぜ
)
か、
天機
(
てんき
)
を
洩
(
も
)
らすと云ふやうにも思はれるし、又余り
縁遠
(
えんどお
)
い
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
いわゆる
自
(
おのずか
)
ら
天機
(
てんき
)
熟
(
じゅく
)
すというものでもござろうか。——就いては、元よりわれ等は一心同体。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今後の処置をどう決したか? ということはしばらく
天機
(
てんき
)
のうちに存するとして。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「それは
天機
(
てんき
)
洩
(
も
)
らすべからずさ」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
「
天機
(
てんき
)
もらすべからず。——しゃべるとお
師匠
(
ししょう
)
さまからお目玉を
食
(
く
)
います。それよりあなたこそ、どうして三百人という兵がわずか四日で集められますか、まさかわら人形でもありますまいに」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「それはわからぬ。
天機
(
てんき
)
洩
(
も
)
らすべからずだそうだ」
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「
天機
(
てんき
)
洩
(
も
)
らすべからず」
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「
天機
(
てんき
)
洩
(
も
)
らし難い」
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
天機
(
てんき
)
と
人
(
ひと
)
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“天機”の意味
《名詞》
天子、天皇の機嫌。
自然の神秘。
生まれつきの性質や才能。
(出典:Wiktionary)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
“天機”で始まる語句
天機刻々
天機奉伺