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大河
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だいが
ふりがな文庫
“
大河
(
だいが
)” の例文
ボオル
大河
(
だいが
)
の上で初めて飛んで居る燕を見た。
木
(
こ
)
の
間
(
ま
)
に湖が見えて
其
(
その
)
廻りを囲んだ村などが
画
(
ゑ
)
の様である。
露西亜
(
ロシア
)
字で書いた駅の名は
固
(
もと
)
より私に読まれない。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
両国橋の橋間は
勿論
(
もちろん
)
料理屋の立並ぶあたり一帯の
河面
(
かわもせ
)
はさすがの
大河
(
だいが
)
も
込合
(
こみあ
)
う舟に
蔽尽
(
おおいつく
)
され、流るる水は
舷
(
ふなばた
)
から
玉臂
(
ぎょくひ
)
を伸べて杯を洗う美人の酒に
湧
(
わ
)
いて同じく酒となるかと疑われる。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
すると
是
(
こ
)
は如何に、眼の前は
茫々漠々
(
ぼうぼうばくばく
)
として何一ツ見えず、イヤ何一ツ見えないのでは無い、唯是れ漫々洋々として、
大河
(
だいが
)
の如く大湖の如く
大海
(
だいかい
)
の如く、
漪々
(
いい
)
たり
瀲々
(
れんれん
)
たり、
汪々
(
おうおう
)
たり
滔々
(
とうとう
)
たり
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
北海
(
ほくかい
)
新潟
(
にひがた
)
の
海門
(
みなと
)
におつる
大河
(
だいが
)
は
阿加
(
あか
)
川と
千曲
(
ちくま
)
川と也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
現代思想の
大河
(
だいが
)
に波を揚げる一脈の
流
(
ながれ
)
に外ならないと思ふ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
水夫
(
かこ
)
の歌聞かぬ
大河
(
だいが
)
の寂しけれ船多けれど水ひろくして
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
渤海につづく
大河
(
だいが
)
を見送りて初夏に立つ城壁の上
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“大河”の意味
《名詞》
大河(たいが)
大きな川。大川。
《固有名詞》
大河(たいが)
「黄河」の異称。
NHKが制作放送する「大河ドラマ」の略称。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
“大河”で始まる語句
大河内
大河原
大河平
大河畔
大河童
大河端
大河筋
大河豚
大河野
大河内正敏