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だいが
ふりがな文庫
“だいが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
大河
71.4%
大我
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大河
(逆引き)
すると
是
(
こ
)
は如何に、眼の前は
茫々漠々
(
ぼうぼうばくばく
)
として何一ツ見えず、イヤ何一ツ見えないのでは無い、唯是れ漫々洋々として、
大河
(
だいが
)
の如く大湖の如く
大海
(
だいかい
)
の如く、
漪々
(
いい
)
たり
瀲々
(
れんれん
)
たり、
汪々
(
おうおう
)
たり
滔々
(
とうとう
)
たり
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
北海
(
ほくかい
)
新潟
(
にひがた
)
の
海門
(
みなと
)
におつる
大河
(
だいが
)
は
阿加
(
あか
)
川と
千曲
(
ちくま
)
川と也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
だいが(大河)の例文をもっと
(5作品)
見る
大我
(逆引き)
なぜならその美しさを保障するものは名工の「
自我
(
じが
)
」ではなく、自然の「
大我
(
だいが
)
」だからである。「
有想
(
うそう
)
」ではなく「
無想
(
むそう
)
」だからである。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
「自己を超絶——ふん、自己を超絶したら、空だ、死だ!
大我
(
だいが
)
——馬鹿な、
我
(
が
)
に大小を
別
(
わか
)
つのは既に考へ方が淺薄だ! 積極的——それも却つて消極的なのを知らないのだ!」
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
大我
(
だいが
)
に入らずして、
真我
(
しんが
)
があり得ようか。美しい古作品を見られよ、そこには誰々の個性はない。だが救われた作者をその中に見得るではないか。貧しい民衆は誇るに足るほどの個性を持たぬ。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
小さな自我を棄てる時、自然の
大我
(
だいが
)
に活きるのである。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
だいが(大我)の例文をもっと
(2作品)
見る
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