“たいが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大雅48.5%
大河45.5%
大蛾3.0%
大鵝3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば、ここに大雅たいがの書があります。これを習おうと思います場合に、どこからどこまでこの通りに書こうとしないでよろしい。
名に負ふ宇治の大河たいがには、雪解ゆきげの水が滔々とみなぎり落ちて來る。川の向ひには木曾きその人數およそ五百餘騎、楯をならべて待ち受けてゐたわ。
佐々木高綱 (旧字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
大蛾たいが来て動乱したる灯虫ひむしかな
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
さて母鳥の云ひけるやう。汝達は諸鳥の王なるぞ。目はく、拳は強し。いでや飛べ。飛びて母の側を去れ。我目は汝を送り、我情は彼の死に臨める大鵝たいが簧舌くわうぜつの如く汝が上を歌ふべし。