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大我
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だいが
ふりがな文庫
“
大我
(
だいが
)” の例文
なぜならその美しさを保障するものは名工の「
自我
(
じが
)
」ではなく、自然の「
大我
(
だいが
)
」だからである。「
有想
(
うそう
)
」ではなく「
無想
(
むそう
)
」だからである。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
「自己を超絶——ふん、自己を超絶したら、空だ、死だ!
大我
(
だいが
)
——馬鹿な、
我
(
が
)
に大小を
別
(
わか
)
つのは既に考へ方が淺薄だ! 積極的——それも却つて消極的なのを知らないのだ!」
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
大我
(
だいが
)
に入らずして、
真我
(
しんが
)
があり得ようか。美しい古作品を見られよ、そこには誰々の個性はない。だが救われた作者をその中に見得るではないか。貧しい民衆は誇るに足るほどの個性を持たぬ。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
小さな自我を棄てる時、自然の
大我
(
だいが
)
に活きるのである。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
我
常用漢字
小6
部首:⼽
7画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫