トップ
>
墓参
>
ぼさん
ふりがな文庫
“
墓参
(
ぼさん
)” の例文
旧字:
墓參
しばらくしてから、「私のは本当の墓参りだけなんだから」といって、どこまでも
墓参
(
ぼさん
)
と散歩を切り離そうとする
風
(
ふう
)
に見えた。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
落城後
(
らくじょうご
)
間
(
ま
)
もなく、
城跡
(
しろあと
)
の一
部
(
ぶ
)
に
三浦
(
みうら
)
一
族
(
ぞく
)
の
墓
(
はか
)
が
築
(
きず
)
かれましたので、
私
(
わたくし
)
は
自分
(
じぶん
)
の
住居
(
じゅうきょ
)
からちょいちょい
墓参
(
ぼさん
)
をいたしましたが、
墓
(
はか
)
の
前
(
まえ
)
で
眼
(
め
)
を
瞑
(
つむ
)
って
拝
(
おが
)
んで
居
(
お
)
りますと
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
お松はこの返事に
躊躇
(
ちゅうちょ
)
しましたのは、
墓参
(
ぼさん
)
の帰りに……という気がトガめたのかも知れません。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その女客は浅草区西鳥越町の市川喜太郎と云う人の細君で、
墓参
(
ぼさん
)
に往っての
帰途
(
かえりみち
)
であった。
魔の電柱
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ところが
意外
(
いがい
)
にもこの
墓参
(
ぼさん
)
が
大
(
たい
)
へんに
里人
(
さとびと
)
の
感激
(
かんげき
)
の
種子
(
たね
)
となったのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
商用をかたがけて
墓参
(
ぼさん
)
に帰って来たところであった。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
めったに
墓参
(
ぼさん
)
を
怠
(
おこた
)
るようなことはないのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“墓参(墓参り)”の解説
墓参り
(出典:Wikipedia)
墓
常用漢字
小5
部首:⼟
13画
参
常用漢字
小4
部首:⼛
8画
“墓参”で始まる語句
墓参詣