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埴
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はに
ふりがな文庫
“
埴
(
はに
)” の例文
この
埴輪
(
はにわ
)
といふ
言葉
(
ことば
)
の
埴
(
はに
)
といふのは
粘土
(
ねんど
)
といふことで、
輪
(
わ
)
といふのは
輪
(
わ
)
の
形
(
かたち
)
に
竝
(
なら
)
べることから
出
(
で
)
た
名前
(
なまへ
)
だといふことであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
こゝに此列に加はるべきならぬ、
埴
(
はに
)
もて物作る人ありて、強ひて自ら詩人と稱す。ハツバス・ダアダアは實にその一人なりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
或る人予に、かゝる事を聞かせし事あり。浅草田圃の
鷲
(
おおとり
)
神社は
野見
(
のみ
)
の
宿禰
(
すくね
)
を
祀
(
まつ
)
れるより、
埴
(
はに
)
作る者の同所の市の日に、今戸より土人形を売りに出してより、人形造り初めしとなん。
江戸の玩具
(新字旧仮名)
/
淡島寒月
(著)
君に似し
埴
(
はに
)
とまことの君とありて夕日まばゆく窓に照るとき
酔狂録
(新字旧仮名)
/
吉井勇
(著)
あさみどり若葉映らふこの墓や
埴
(
はに
)
のぬめりの何ぞつやめく
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
身は沈みゆく
埴
(
はに
)
の星。
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
あさみどり若葉映らふこの墓や
埴
(
はに
)
のぬめりの何ぞつやめく
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ながむれば
埴
(
はに
)
あらず、
鏝
(
こて
)
もなし。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
胸かけて、
生
(
なま
)
ぬるき
埴
(
はに
)
の色
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
落ちちれる
埴
(
はに
)
と
鏝
(
こて
)
。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
埴
漢検準1級
部首:⼟
11画
“埴”を含む語句
埴土
埴生
埴安
赤埴
埴安姫
埴山姫
武埴安彦
埴輪圓筒
埴輪人形
赤埴源蔵
埴輪
埴科
白埴
埴瓮
建埴安彦
新埴土
麤埴
藻埴
赤埴土
青埴
...