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喝
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か
ふりがな文庫
“
喝
(
か
)” の例文
「……はてさて、貴さまも空ッぽになってみるとつまらんやつだな。智深和尚の
引導
(
いんどう
)
を、せめてこの世の
冥加
(
みょうが
)
と思えや。
喝
(
か
)
ッ」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
童
(
わらべ
)
ぞとまだおぼせれか一聲に
喝
(
か
)
とぞ
嘖
(
ころ
)
ばす白き髯の父
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
発した——
喝
(
か
)
つ——の大声に一瞬、
寂
(
せき
)
とし——また仏音楽の奏せられるあいだに、蓮華降り、香木
薫
(
くん
)
じ、会者は
還
(
めぐ
)
り巡りつつ、順次、焼香をささげていた。
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
童
(
わらべ
)
ぞとまだおぼせれか一声に
喝
(
か
)
とぞ
嘖
(
ころ
)
ばす白き髯の父
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
得ざるがためのみ。ゆくゆくは悟りに
会
(
あ
)
って、非凡の往生、必ずや待つあらん。……
喝
(
か
)
ッ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「
喝
(
か
)
ッ。き、きさまたち……この王倫が、こんなに侮辱されているのを見ているのか。やあ。わしの味方はどこにいるんだ。ほかの
手下
(
てか
)
ども、
林冲
(
りんちゅう
)
を捕り抑えろ、ぶッた斬ってくれねばならん」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
喝
(
か
)
アっ。
剣の四君子:03 林崎甚助
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
喝
(
か
)
ッ」
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
喝
(
か
)
ッ」
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“喝”の意味
《名詞》
(カツ)大声で叱ること。
(カツ)(仏教)禅宗で修行者に指導を与えること。
(カツ)(context、slang)恐喝。かつあげ。
(出典:Wiktionary)
“喝”の解説
喝
喝(かつ)は、大声で怒鳴りつけることを指す日本語である。
(出典:Wikipedia)
喝
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
“喝”を含む語句
喝采
脅喝
大喝采
喝食
大喝
恐喝
一喝
喝破
拍手喝采
虚喝
洞喝
恫喝
大喝一声
雷喝
呶喝
怒喝
喝棒
威喝
喝釆
沙弥喝食
...