“威喝”の読み方と例文
読み方割合
いかつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狩とはいっても後には食物などを供して、機嫌きげんを取るような土地もあった。そうでなくともたいていは威喝いかつだけで、事実捕獲をしようと迄はしなかった。若狭の佐分利村の唱えごとに
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ふたたびミサコは肥大した女を威喝いかつするように女記者に云った。
女百貨店 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)
海部の安井民右衛門、胸を張って威喝いかつした。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)