のめ)” の例文
もよふせしがのめうたへと調子づき追々亂酒らんしゆになり夜に入ると雖も猶更に各自おの/\謠ひ淨瑠璃じやうるりにだみ聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
のみながらもうこゝまで連て來れば此方こつちのものだまづをんな捨賣すてうりにしても年一ぱい五六十兩が物はある路用ろようも十兩や十五兩はあるに相違なし其外そのほか衣類いるゐ大小迄だいせうまでうばひとらば何でも小百兩の仕事だひさぶりで甘い酒がのめる悦べ/\といふこゑ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)