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丸呑
ふりがな文庫
“丸呑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まるのみ
80.0%
まるの
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるのみ
(逆引き)
一つも解らぬことを
対手
(
あいて
)
は
丸呑
(
まるのみ
)
にして、承知之助、照子は呆れて、「
夫人
(
あなた
)
どこへ、そうして何が、あの何でございますの。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
三十円の月給を
頂戴
(
ちょうだい
)
してやうやうに中学校の教員となつて校長のお
髯
(
ひげ
)
を払ふやうな先生が天下
丸呑
(
まるのみ
)
の立志論を述べ立つる
抔
(
など
)
片腹痛きにも限りあるものなり。
明治卅三年十月十五日記事
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
丸呑(まるのみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
まるの
(逆引き)
でなければ、主義とか理想とかを
丸呑
(
まるの
)
み込みにして、それに盲従する単純すぎて鈍重な眼を輝かす青年が想像されて来る。かの女はまた、かりにピサロの親子間を立派なものに考えて見た。
母子叙情
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
丸呑(まるの)の例文をもっと
(1作品)
見る
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
呑
漢検準1級
部首:⼝
7画
“丸”で始まる語句
丸
丸髷
丸太
丸薬
丸善
丸裸体
丸行燈
丸木橋
丸潰
丸山
“丸呑”のふりがなが多い著者
内村鑑三
二葉亭四迷
正岡子規
岡本かの子
泉鏡花