“まるの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丸呑50.0%
丸嚥50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でなければ、主義とか理想とかを丸呑まるのみ込みにして、それに盲従する単純すぎて鈍重な眼を輝かす青年が想像されて来る。かの女はまた、かりにピサロの親子間を立派なものに考えて見た。
母子叙情 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
口広くして人を丸嚥まるのみにすべく歯大にしてとがれり、これを見て人畜何ぞ戦慄せざらん、日中は暑ければ地下にかくれ夜出て食をもとめ、また河や湖泉に行き水を飲む