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叱
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しかり
ふりがな文庫
“
叱
(
しかり
)” の例文
「歸りませうよ、八丁堀の旦那衆のお
叱
(
しかり
)
は覺悟の前で、——
百足屋
(
むかでや
)
の主人を斬つた泥棒はつかまらなかつたといふ事にして」
銭形平次捕物控:170 百足屋殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「恐れ入ります。ついみんなが徴発徴発と申すもんでござりますから、ああいうことを申しましてお
叱
(
しかり
)
を受けました。」
鶏
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
人手に掛し抔と
忌
(
いま
)
はしき儀を訴出る者の有
可
(
べき
)
や
殊
(
こと
)
には九助が申上る事
而已
(
のみ
)
御取上に相成只々私しを御
叱
(
しかり
)
は
恐
(
おそれ
)
ながら御奉行樣の
依怙贔屓
(
えこひいき
)
と申ものと云を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「神様にはお
叱
(
しかり
)
を受けるかも知れませんが、
人間
(
ひと
)
が困つた時には
覿面
(
てきめん
)
に
効力
(
ききめ
)
がある事なんです。」
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
多分お
叱
(
しかり
)
はあるまいと存じて、参著しました。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
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そっちへ
退
(
の
)
けろ。お
叱
(
しかり
)
はあるまいが、お
褒
(
ほめ
)
は
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
叱
部首:⼝
5画
“叱”を含む語句
叱責
叱咤
叱咜
御叱
叱言
叱々
昌叱
叱陀
叱付
口叱言
叱正
叱呼
叱声
大叱言
叱鳴
大叱咤
御叱責
頞嘶叱
怒叱
御叱咤
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