“怒叱”の読み方と例文
読み方割合
どな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私に怒叱どなった一番大きな子は、次の石を拾おうとして腰をかがめて往還に立って居た。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
怒叱どなられた時ほどいやな気持にはならなかった。先ず、あんまりの返事に私は男の子の顔を見た。上り框の婆さんの傍に立って私を見下して恐ろしい顔をして怒叱どなったのであった。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)