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占
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み
ふりがな文庫
“
占
(
み
)” の例文
喜「お前さまは
売卜者
(
うらないしゃ
)
か、どうもえらいもんだね、
売卜者
(
ばいぼくしゃ
)
だから負けるか負けねえかを
占
(
み
)
て置いて掛るから大丈夫だ、誠に有難うござえました」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「先生、今日お
閑
(
ひま
)
でしたら、神田まで附き合ってくれません? 私あすこで
占
(
み
)
てもらいたいことがありますの。」
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
「まあ、お聞きなさいよ。——貴方は、妙に、沈んで落着いて、考え事をしているように見える癖に、
性急
(
せっかち
)
だね、——ちょっと年をお言いなさい、星を
占
(
み
)
てあげますから。」
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
白髭の蟠竜軒にいる美惠比丘尼は何でも能く
中
(
あた
)
るが、別して病気のことなぞは功者だということを聞いたから、これへ往って
我
(
わが
)
業病の全快するか
為
(
し
)
ないかを
占
(
み
)
て貰わんと
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
しかし一人ずつ二階へ呼びあげて
占
(
み
)
るので、小夜子が占てもらう間、庸三は下でしばらく待っていた。そのうちに小夜子がおりて来た。
占
(
うらな
)
わない前と表情に変りはなかった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
▼ もっと見る
この忠義ものは、二人の
憂
(
うれい
)
を憂として、紺屋から帰りがけに、千栽ものの、風呂敷包を持ったまま、内の前を一度通り越して、見附へ出て、土手際の
売卜者
(
うらない
)
に
占
(
み
)
て貰った、と云うのであった。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
これは恐れ入ります……宜うございます
私
(
わたくし
)
は死にます/\、私は蔵前の
売卜者
(
うらない
)
に
占
(
み
)
て貰っても、お伺いをしても寿命が短かい、目の上に何とかいう
黒子
(
ほくろ
)
が現われてるといいましたが
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
昨夜
(
ゆうべ
)
娘のお梅が家出をいたした切りかいくれ行方が解りませぬから、
家内中
(
うちじゅう
)
の心配大方ならず、お
鬮
(
みくじ
)
を取るやら、
卜筮
(
うらない
)
に
占
(
み
)
てもらうやら、大変な騒ぎをして居る処へ、不忍弁天の池に
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
頓と其の
行先
(
ゆくさき
)
が分りませんので、梨売重助も心配して、お手紙一本お寄越しなさらない訳はないのだが、旅で煩って
在
(
いら
)
っしゃるのではないかと案じられるから、
売卜者
(
うらないしゃ
)
に
占
(
み
)
て貰ったり
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“占(占い)”の解説
占い(うらない)とは様々な方法で、人の心の内や運勢や未来など、直接観察することのできないものについて判断、予言することや、その方法をいう。卜占(ぼくせん)や占卜(せんぼく)ともいう。
(出典:Wikipedia)
占
常用漢字
中学
部首:⼘
5画
“占”を含む語句
占領
辻占
口占
占者
卜占
占有
抱占
独占
年占
買占
占術
占象
占治茸
占問
占筮
易占
占師
太占
占地茸
占城
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