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効能
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こうのう
ふりがな文庫
“
効能
(
こうのう
)” の例文
旧字:
效能
馬を
飼
(
か
)
うに十種の薬の
効能
(
こうのう
)
があるから、それで十薬という、といわれているのはよい
加減
(
かげん
)
にこしらえた名で、ジュウヤクとは実は
蕺薬
(
じゅうやく
)
から来た名である。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
薬も長きむずかしき名を付ければ
効能
(
こうのう
)
多く聞こゆるの例によりて、ややもすると、今もこの
弊
(
へい
)
に
陥
(
おちい
)
りやすい。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
なんかと云って
筆者
(
わたくし
)
は、話の最初に於て、
安薬
(
やすぐすり
)
の
効能
(
こうのう
)
のような
台辞
(
せりふ
)
をあまりクドクドと述べたてている
厚顔
(
こうがん
)
さに、自分自身でも
夙
(
と
)
くに気付いているのではあるが
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
中
(
なか
)
には、
顔
(
かお
)
さえ
洗
(
あら
)
やもう
用
(
よう
)
はねえと、
流
(
なが
)
しのまん
中
(
なか
)
に
頑張
(
がんば
)
って、四
斗樽
(
とだる
)
のような
体
(
からだ
)
を、あっちへ
曲
(
ま
)
げ、こっちへ
伸
(
のば
)
して、
隣近所
(
となりきんじょ
)
へ
泡
(
あわ
)
を
飛
(
と
)
ばす
暇
(
ひま
)
な
隠居
(
いんきょ
)
や、
膏薬
(
こうやく
)
だらけの
背中
(
せなか
)
を
見
(
み
)
せて、
弘法灸
(
こうぼうきゅう
)
の
効能
(
こうのう
)
を
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
と老人は又々釣魚の
効能
(
こうのう
)
を述べ始めた。
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“効能”の意味
《名詞》
効 能(こうのう)
良い結果をもたらす働き。ききめ。
(出典:Wiktionary)
“効能”の解説
効能(こうのう)は、ある物質の作用によって得られる効果のことである。医薬品のように服用や塗布によってその効果を得るもの、温泉のように入浴や飲泉によって効果を得る場合などがある。医薬品の効き目は効力(こうりょくen: efficacy)または有効性(ゆうこうせい、en: effectiveness)とも言う。
(出典:Wikipedia)
効
常用漢字
小5
部首:⼒
8画
能
常用漢字
小5
部首:⾁
10画
“効能”で始まる語句
効能書