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劫初
ふりがな文庫
“劫初”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごうしょ
47.4%
ごふしよ
26.3%
ゴフシヨ
15.8%
ごうしよ
5.3%
はじめ
5.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごうしょ
(逆引き)
私の
劫初
(
ごうしょ
)
以来の
罪業
(
ざいごう
)
を幾分なりとも軽くしてやろうと
思召
(
おぼしめ
)
して、かりに私の身から一切の持物を取っておしまいになりました。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
劫初(ごうしょ)の例文をもっと
(9作品)
見る
ごふしよ
(逆引き)
空一面に渋い顔を開いて、遙かに遙かに地球の
表面
(
おもて
)
を圧して居る灰色の雲の下には、圧せられてたまるものかと云はぬ許りに、
劫初
(
ごふしよ
)
の
儘
(
まま
)
の
碧海
(
あをうみ
)
が、底知れぬ胸の
動揺
(
ゆるぎ
)
の浪をあげて居る。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
劫初(ごふしよ)の例文をもっと
(5作品)
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ゴフシヨ
(逆引き)
劫初
(
ゴフシヨ
)
から末代まで、此世に出ては消える、
天
(
アメ
)
の
下
(
シタ
)
の
青人草
(
アヲヒトグサ
)
と一列に、おれは、此世に、影も形も殘さない草の葉になるのは、いやだ。どうあつても、不承知だ。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
劫初(ゴフシヨ)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
ごうしよ
(逆引き)
かくて
劫初
(
ごうしよ
)
の昔より、かくて無数の歳月を
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
劫初(ごうしよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
はじめ
(逆引き)
大海
(
おほうみ
)
かたち定めぬ
劫初
(
はじめ
)
の
代
(
よ
)
に
機縁:(友なる画家の画稿に題す)
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
劫初(はじめ)の例文をもっと
(1作品)
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“劫初”の意味
《名詞》
劫 初 (ごうしょ)
この世の初め。
(出典:Wiktionary)
劫
漢検準1級
部首:⼒
7画
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“劫”で始まる語句
劫
劫火
劫掠
劫罰
劫風
劫奪
劫盜
劫羅
劫々
劫争
“劫初”のふりがなが多い著者
釈迢空
蒲原有明
小島烏水
辻潤
上田敏
石川啄木
斎藤茂吉
中里介山
折口信夫
小酒井不木