“劫罰”の読み方と例文
読み方割合
ごうばつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こういう情愛の激しい求めは、男にとって苦痛であるよりも、むしろ劫罰ごうばつのように感じられるものだ、人によって違うかもしれない
「ファウストの劫罰ごうばつ」が大きな期待の下に上演されたときも、誰一人金を払って見に行くものはなく、ベルリオーズは完全に破滅したのである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
あの、「救済」の願いは、「考える葦」に課された永遠の劫罰ごうばつであろうか。
二十歳のエチュード (新字新仮名) / 原口統三(著)