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劫初
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ごふしよ
ふりがな文庫
“
劫初
(
ごふしよ
)” の例文
空一面に渋い顔を開いて、遙かに遙かに地球の
表面
(
おもて
)
を圧して居る灰色の雲の下には、圧せられてたまるものかと云はぬ許りに、
劫初
(
ごふしよ
)
の
儘
(
まま
)
の
碧海
(
あをうみ
)
が、底知れぬ胸の
動揺
(
ゆるぎ
)
の浪をあげて居る。
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
かくて
劫初
(
ごふしよ
)
の昔より、かくて無數の歳月を
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
歌へり『
劫初
(
ごふしよ
)
』、かかれば
極
(
はて
)
のくまも
機縁:(友なる画家の画稿に題す)
(新字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
劫初
(
ごふしよ
)
の朝の森の
香
(
か
)
はなほも殘りて
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
上
(
のぼ
)
るはいづこ、
劫初
(
ごふしよ
)
の
砂子
(
いさご
)
濱べ?
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
▼ もっと見る
劫初
(
ごふしよ
)
の浪に、いと
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
“劫初”の意味
《名詞》
劫 初 (ごうしょ)
この世の初め。
(出典:Wiktionary)
劫
漢検準1級
部首:⼒
7画
初
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“劫”で始まる語句
劫
劫火
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劫罰
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劫々
劫争