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劣等
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れっとう
ふりがな文庫
“
劣等
(
れっとう
)” の例文
劣等
(
れっとう
)
の雲雀は戻って来る時
誤
(
あや
)
まって
隣
(
となり
)
の籠へ這入ったり甚しきは一丁も二丁も離れた所へ下りたりするが
普通
(
ふつう
)
はちゃんと自分の籠を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
見せなかったのは、一つには防衛のためであり、また一つには君たち
劣等
(
れっとう
)
な人類がわれわれを見て、気が変になるような事があっては困ると思ったからだ
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
しかし何事を
為
(
な
)
すにも
報酬
(
ほうしゅう
)
だけの仕事をする考えでは、つまり仕事する人の全部が仕事に入っていないで、ただその人の一部、しかも
劣等
(
れっとう
)
なる一部なる
欲
(
よく
)
が入っているのだから
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
貴方
(
あなた
)
を
初
(
はじ
)
め、
代診
(
だいしん
)
、
会計
(
かいけい
)
、それから、
総
(
すべ
)
てこの
貴方
(
あなた
)
の
病院
(
びょういん
)
にいる
奴等
(
やつら
)
は、
実
(
じつ
)
に
怪
(
け
)
しからん、
徳義上
(
とくぎじょう
)
においては
我々共
(
われわれども
)
より
遙
(
はるか
)
に
劣等
(
れっとう
)
だ、
何
(
なん
)
の
為
(
ため
)
に
我々
(
われわれ
)
ばかりがここに
入
(
い
)
れられておって
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
水棲魚人は、人類よりもずっと
劣等
(
れっとう
)
な生物だったから、こみいったことを返事することはできなかった。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
その
血
(
ち
)
には
気
(
き
)
が
着
(
つ
)
かぬ
所
(
ところ
)
の
劣等
(
れっとう
)
の
人間
(
にんげん
)
と
少
(
すこ
)
しも
選
(
えら
)
ぶ
所
(
ところ
)
は
無
(
な
)
いのだ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
劣
常用漢字
中学
部首:⼒
6画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“劣等”で始まる語句
劣等感
劣等星
劣等人種
劣等至極
劣等生物視