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刷毛
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ブラツシ
ふりがな文庫
“
刷毛
(
ブラツシ
)” の例文
帰りには、
函樽
(
かんそん
)
鉄道開通三日目と云ふに函館まで二等車に乗りて、列車ボーイの
慇懃
(
いんぎん
)
なる手に取られ、
刷毛
(
ブラツシ
)
に塵を払はれたる事もあり。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
刷毛
(
ブラツシ
)
の
音
(
おと
)
が
已
(
や
)
んでも
中々
(
なか/\
)
六
疊
(
でふ
)
から
出
(
で
)
て
來
(
こ
)
ないので、
又
(
また
)
行
(
い
)
つて
見
(
み
)
ると、
薄暗
(
うすぐら
)
い
部屋
(
へや
)
の
中
(
なか
)
で、
御米
(
およね
)
はたつた
一人
(
ひとり
)
寒
(
さむ
)
さうに、
鏡臺
(
きやうだい
)
の
前
(
まへ
)
に
坐
(
すわ
)
つてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
宗助
(
そうすけ
)
はぼんやりして、
烟草
(
たばこ
)
を
吹
(
ふ
)
かし
始
(
はじ
)
めたが、
向
(
むか
)
ふの
部屋
(
へや
)
で、
刷毛
(
ブラツシ
)
を
掛
(
か
)
ける
音
(
おと
)
がし
出
(
だ
)
した
時
(
とき
)
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“刷毛”の解説
刷毛(はけ)とは、木やプラスチックなどでできた柄の先端に多数の毛を取り付けた道具。漢字では「刷子」とも書かれる(ただし、「刷子」は「ブラシ」とも読まれる)。
(出典:Wikipedia)
刷
常用漢字
小4
部首:⼑
8画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“刷毛”で始まる語句
刷毛先
刷毛目
刷毛序
刷毛屋