“別行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
べつぎやう50.0%
べつぎょう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本來ほんらいなら、別行べつぎやうしたゝめて、おほい俳面はいめんたもつべきだが、惡口わるくち意地いぢわるいのがぢき近所きんじよるから、謙遜けんそんして、二十字にじふじづめのなかへ、十七字じふしちじ割込わりこませる。いはく、千兩せんりやう大禮服たいれいふく土用干どようぼし
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
に服して、今日から七日の間、尊氏は酒、魚鳥を口にせず、別行べつぎょう精進潔斎しょうじんけっさい)をろうとおもう。そしてあすは内山にて、亡き妙恵をとむらうであろう。衆僧に用意をつたえておくがいい」
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)