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別品
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べつぴん
ふりがな文庫
“
別品
(
べつぴん
)” の例文
何も下品に育つたからとて良人の持てぬ事はあるまい、
殊
(
こと
)
にお前のやうな
別品
(
べつぴん
)
さむではあり、一
足
(
そく
)
とびに
玉
(
たま
)
の
輿
(
こし
)
にも乗れさうなもの
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
やはりお糸さんが
別品
(
べつぴん
)
やさかい、皆なが気にしてると見えるな。旦那の心配も無理はない。
心の鬼
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
別品
(
べつぴん
)
さんが乗つてゐるといふので、大騒ぎなんですもの——何しろ、東京から来て下さる方なんかはいくらでも歓迎して好いんですけども、何も御馳走するものもありませんでね?
モウタアの輪
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
「あの
赤樫
(
あかがし
)
の
別品
(
べつぴん
)
さんね、あの人は悪い
噂
(
うはさ
)
が有るぢやありませんか、聞きませんか」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
何
(
なに
)
も
下品
(
げひん
)
に
育
(
そだ
)
つたからとて
良人
(
おつと
)
の
持
(
も
)
てぬ
事
(
こと
)
はあるまい、
殊
(
こと
)
にお
前
(
まへ
)
のやうな
別品
(
べつぴん
)
さむではあり、一
足
(
そく
)
とびに
玉
(
たま
)
の
輿
(
こし
)
にも
乘
(
の
)
れさうなもの
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
「それでその女は
別品
(
べつぴん
)
かね?」
アカシヤの花
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
別
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
“別”で始まる語句
別
別嬪
別離
別荘
別墅
別棟
別段
別懇
別々
別人