“切(せつな)” の例文
鼻(はな)も口(くち)も切(せつな)さに堪(た)へられず、手(て)をもがいて空(くう)を拂(はら)ひながら呼吸(いき)も絶(た)え/″\に身(み)を起(おこ)した、足(あし)が立(た)つと、思(おも)はずよろめいて向(むか)うの襖(ふすま)へぶつかつたのである。
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)