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出語
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でがた
ふりがな文庫
“
出語
(
でがた
)” の例文
芝居で
長唄
(
ながうた
)
常磐津
(
ときわず
)
などの連中が舞台方に並んでいはゆる
出語
(
でがた
)
りなる者を
遣
(
や
)
る事があるが、それは能の囃方や地謡の舞台に並んで居るのと同じ趣である。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
「どうせお
旦那
(
だんな
)
はお
濡
(
ぬ
)
れなさいましたよ。どうしても
清元
(
きよもと
)
の
出語
(
でがた
)
りでね、役者がこちとらと違って、両方とも好う御座いまさア」と市助も
跣足
(
はだし
)
で夕立後の
道悪
(
みちわる
)
を歩いて行った。
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
「一度あんたの
出語
(
でがた
)
りで、
私
(
わし
)
が大石良雄を
演
(
や
)
つてみたら
何
(
ど
)
うやらうと思うてな。」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
見たりし盆興行は団菊両優は休みにて
秀調
(
しゅうちょう
)
染五郎
(
そめごろう
)
家橘
(
かきつ
)
栄三郎
(
えいざぶろう
)
松助
(
まつすけ
)
ら一座にて一番目は染五郎の『
景清
(
かげきよ
)
』
中幕
(
なかまく
)
は福地先生新作長唄
所作事
(
しょさごと
)
『
女弁慶
(
おんなべんけい
)
』(秀調の
出物
(
だしもの
)
)二番目家橘栄三郎松助の「
玄冶店大喜利
(
げんやだなおおぎり
)
」家橘栄三郎の『
女鳴神
(
おんななるかみ
)
』
常磐津
(
ときわず
)
林中
(
りんちゅう
)
出語
(
でがた
)
りなりき。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
語
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
“出”で始まる語句
出
出来
出入
出鱈目
出來
出会
出立
出逢
出掛
出雲