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さっし
ふりがな文庫
“
冊子
(
さっし
)” の例文
旧字:
册子
印刷
(
いんさつ
)
出板
(
しゅっぱん
)
の手続きより
一切
(
いっさい
)
費用
(
ひよう
)
の事まで
引受
(
ひきうけ
)
られ、日ならずして予が
望
(
のぞみ
)
のごとく
美
(
び
)
なる
冊子
(
さっし
)
数百部を
調製
(
ちょうせい
)
せしめて予に
贈
(
おく
)
られたり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
石川からは、相変わらずの明星攻撃、
文壇照魔鏡
(
ぶんだんしょうまきょう
)
という渋谷の詩人夫妻の私行をあばいた
冊子
(
さっし
)
をわざと送り届けてよこした。中にも郁治から来たのが一番多かった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
すなわち、
冊子
(
さっし
)
または
巻子
(
かんす
)
の紙一葉の表または裏各一面におさめられる範囲の長さ、
胡蝶装
(
こちょうそう
)
の綴じ方において表から裏につづく場合は二面におさめられる長さの記事である。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
かつてこの山の
聖
(
ひじり
)
が、眼にふれた
千種
(
ちぐさ
)
の薬を百首の歌に
詠
(
よ
)
み入れた『
天台採薬歌
(
てんだいさいやっか
)
』という
冊子
(
さっし
)
が中堂に所蔵されていたと聞いたことがあるので、ぜひ一覧したいものと思うていたが
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こたびは
途
(
と
)
に
上
(
のぼ
)
りしとき、
日記
(
にき
)
ものせんとて買いし
冊子
(
さっし
)
もまだ白紙のままなるは、
独逸
(
ドイツ
)
にて物学びせし間に、一種の「ニル・アドミラリイ」の気象をや養い得たりけん、あらず、これには別に
故
(
ゆえ
)
あり。
舞姫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“冊子”の意味
《名詞》
紙を綴じたもの。書物。
(出典:Wiktionary)
“冊子(
小冊子
)”の解説
小冊子(しょうさっし)とは、小型でページ数の少ない本や書物を指す。小冊。
(出典:Wikipedia)
冊
常用漢字
小6
部首:⼌
5画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“冊”で始まる語句
冊
冊立
冊封
冊封使
冊数
冊文