“さっし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サッシ
語句割合
冊子83.3%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわち、冊子さっしまたは巻子かんすの紙一葉の表または裏各一面におさめられる範囲の長さ、胡蝶装こちょうそうの綴じ方において表から裏につづく場合は二面におさめられる長さの記事である。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
かつてこの山のひじりが、眼にふれた千種ちぐさの薬を百首の歌にみ入れた『天台採薬歌てんだいさいやっか』という冊子さっしが中堂に所蔵されていたと聞いたことがあるので、ぜひ一覧したいものと思うていたが
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なるほど僕は近藤さんのおさっしの通り恋愛によって一方の活路を開いた男の一人である。
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)