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六兵衛
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ろくべえ
ふりがな文庫
“
六兵衛
(
ろくべえ
)” の例文
「なに、とんまの
六兵衛
(
ろくべえ
)
がうらなうって? これほどさがしても見つからぬものを、あんな
馬鹿
(
ばか
)
にどうしてわかるものかえ。」
とんまの六兵衛
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
娘のお雛と、その弟で四つになったばかりの
富太郎
(
とみたろう
)
に、女中のお染と下男の
六兵衛
(
ろくべえ
)
を付けて、根岸の寮に置き、
専
(
もっぱ
)
ら身体の弱い富太郎の養生をさせておりました。
銭形平次捕物控:015 怪伝白い鼠
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
三方子川の漁師
六兵衛
(
ろくべえ
)
の網に、隻眼隻腕の痩せ浪人と、青白い美男とが引っかかった——。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「ムム、それで
六兵衛
(
ろくべえ
)
一家
(
いっか
)
の
基
(
もとい
)
を成したというが、あるいはマアお話じゃ無いかネ。」
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
晩酌
(
ばんしゃく
)
の
膳
(
ぜん
)
に向った父は
六兵衛
(
ろくべえ
)
の
盞
(
さかずき
)
を手にしたまま、何かの拍子にこう云った。
少年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
ただひとりだけ、
藤枝
(
ふじえだ
)
の在から奉公に来ていた
下僕
(
げぼく
)
の
六兵衛
(
ろくべえ
)
が、目付役とともに島田の
宿
(
しゅく
)
まで送ってきた。かれは美濃までの供をねがってきかなかったけれど、みよはかたく拒んでゆるさなかった。
日本婦道記:箭竹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
殿様も、これにも
一理
(
いちり
)
があると思いましたのか、さっそく
六兵衛
(
ろくべえ
)
を次のうらないに取りかからせました。
とんまの六兵衛
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
父
六兵衛
(
ろくべえ
)
の家を、パッと飛び出した娘のお
露
(
つゆ
)
。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
六兵衛
(
ろくべえ
)
は心配でたまりませんでした。どうしてうらなったらいいのかまるで見当もつきません。
とんまの六兵衛
(新字新仮名)
/
下村千秋
(著)
“六兵衛”の解説
六兵衛(ろくべえ)は長崎県島原半島周辺と対馬に伝わる麺料理である。島原地方では基本的に「六兵衛」と漢字で表記するが、対馬では「ろくべえ」とひらがなで表記される事が多い。対馬では古くは「せんじる」と呼ばれていたという。
(出典:Wikipedia)
六
常用漢字
小1
部首:⼋
4画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
“六”で始まる語句
六
六歳
六日
六ヶ敷
六ヶ
六月
六朝
六波羅
六部
六十路