“富太郎”の読み方と例文
読み方割合
とみたろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「少しこんがらかっているんですが、戸籍面では父金子富太郎とみたろう、母よし、となっていますが、事実はそれは母の両親、つまり私の祖父母に当っているんです」
娘のお雛と、その弟で四つになったばかりの富太郎とみたろうに、女中のお染と下男の六兵衛ろくべえを付けて、根岸の寮に置き、もっぱら身体の弱い富太郎の養生をさせておりました。