“京太郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
チヨンダラ40.0%
チヤンダラ40.0%
ちょんだらー20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主として京太郎チヨンダラと言ふ日本ヤマトの若衆をば、主人公にしたものである。沖縄では、此京太郎と言ふ人形と、其を舞はす人とを一つにして、考へてゐる形跡が、明らかである。
人形の舞台を神聖な神事の場と見るのである——の中で、人形を舞はしながら、京太郎チヤンダラと言ふ日本ヤマト人に関した物語を謡うて、島中を廻つたものである。
国文学の発生(第二稿) (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ある時小さい男のが乳母に抱かれて「京太郎ちょんだらー」の舞を見ていたが、尚亨がつくづくとこの児の瞳をていうには、私は未だかつてこんな器量の優れた児を見たことがない
琉球史の趨勢 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)