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側路
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わきみち
ふりがな文庫
“
側路
(
わきみち
)” の例文
御身
(
おんみ
)
も
知
(
し
)
るとおり、こちらの
世界
(
せかい
)
では
心
(
こころ
)
の
純潔
(
じゅんけつ
)
な、
迷
(
まよ
)
いの
少
(
すく
)
ないものはそのまま
側路
(
わきみち
)
に
入
(
い
)
らず、すぐに
産土神
(
うぶすなのかみ
)
のお
手元
(
てもと
)
に
引
(
ひ
)
きとられる。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
バルキスに怪我でもあつてはと、王は生残つた奴の恐れに乗じて、女王を抱いたまま、人通りの無い
側路
(
わきみち
)
へ逃げこんだ。路はまつ暗でしんとしてゐる。夜の静けさが地をつつんでゐるのである。
バルタザアル
(新字旧仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
あれ、
又
(
また
)
しても
話
(
はなし
)
が
側路
(
わきみち
)
へそれて
先走
(
さきばし
)
って
了
(
しま
)
いました。これから
後
(
あと
)
へ
戻
(
もど
)
って、
私
(
わたくし
)
が
初
(
はじ
)
めて
玉依姫様
(
たまよりひめさま
)
にお
目
(
め
)
にかかった
時
(
とき
)
の
概況
(
がいきょう
)
を
申上
(
もうしあ
)
げることに
致
(
いた
)
しましょう。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“側”で始まる語句
側
側目
側女
側室
側面
側衆
側用人
側杖
側仕
側近