トップ
>
俺等
>
わしら
ふりがな文庫
“
俺等
(
わしら
)” の例文
「それは
俺
(
わし
)
の
方
(
ほう
)
からいふ
言葉
(
ことば
)
でさあ。こうして
此處
(
こゝ
)
で
生
(
うま
)
れて
此處
(
こゝ
)
でまた
死
(
し
)
ぬ
俺等
(
わしら
)
です。一つ
旅
(
たび
)
の
土産
(
みやげ
)
はなしでもきかせてくれませんか」
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
途中さまざまの
隙
(
ひま
)
ざえで、
爺
(
じじい
)
どのもむかっぱらじゃ、秋谷鎮座の明神様、
俺等
(
わしら
)
が
産神
(
うぶすな
)
へ届け物だ、とずッきり
饒舌
(
しゃべ
)
ると
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
それに
俺等
(
わしら
)
が
献納
(
けんのう
)
した愛国号も百台ほどあるしサ、そこへもってきて、日本の軍人は強いぞ、
天子様
(
てんしさま
)
のいらっしゃるこの東京へなんぞ、一歩だって敵の飛行機を近付けるものか。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「だが、さうなつたら、
俺等
(
わしら
)
はどういふ事になるんだ?」と、最初皺嗄声の男と話し合つてゐた
中央
(
まんなか
)
の男が、
麻紐
(
あさひも
)
で腰へ下げてある竹の
箆
(
へら
)
で
餅
(
もち
)
のやうにへばり着いてゐる鍬の土を払ひ落しながら
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
「いや、
俺等
(
わしら
)
は横浜へ寄るから」
脱線息子
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
「へえ、林檎林が出来るか。だが、この
界隈
(
かいわい
)
ぢや昔から林檎つてことは聞かないな、
俺等
(
わしら
)
の
地方
(
はう
)
にや
適
(
む
)
かないんぢやないかね。なあにさ、そりや、どうせ
旦那衆
(
だんなしゆう
)
の道楽だから何だつて構はないやうなもののな。」
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
どこにおちても
俺等
(
わしら
)
は
生
(
は
)
へる
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
俺等
(
わしら
)
が郷里では県税を
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
俺
常用漢字
中学
部首:⼈
10画
等
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
“俺”で始まる語句
俺
俺達
俺家
俺共
俺許
俺故
俺方
俺のこと